あれもこれもは遠回り!! 和道ブログ
レオが来て思ったことは、私は大きな遠回りしたな!!ということ。
この22年、ずっとレオの元で練習をしていたら違う風景が見られたかもしれない。
選手としてももっと違う結果が出ていただろう。
先生は誤った道に行くのを止めてくれる。
私は遠回りをした。
現役時代、いろんなものを取り入れすぎて自分のスタイルを確立できなかった。
もしレオの元にいたらそんなことは起こらなかっただろう。
後悔しても始まらないから、指導者としてこれからに生かそうと思う。
かえって指導者としてはいろんな経験ができたのはよかったかもしれない。
強くなるため、柔術を知るためにはしっかりした先生につくのが重要だとつくづく思った。
YouTubeは魅力的だが、スタイルの違う柔術を自分に取り入れることは迷いを作る原因にもなる。結局はあれもこれもだと自分のスタイルが完成しない。
例えばベリンボロを極めようとする。
ベリンボロの使い手はたくさんいるが実は人それぞれ違う。メンデスのベリンボロとミヤオのベリンボロは違うのだ。どっちの技もやっているとそのうち矛盾点に気づく。
最初からどちらかだけをやっておけばよかったとなる。
気づくのが早ければよいが長くやっていると迷いが深くなる。
一番いいのはひとりの先生につくことだ。メンデスのところに行けばよいし、ミヤオのとこに行けばよいこと。
迷いがなくなるし、変な技を持ってきたら怒られるからだ。
先生を信じてついていくことが1番早く上達する方法だ。
迷ったときに道しるべになってくれる。
いろんなスタイルの先生がいるジムだったり、いろんなところに出稽古やセミナーに行くことは強くなれると勘違いしがちだが実は形が定まらないことになりかねない。
しっかりした先生、しっかりしたチームを選ぶことが重要だ。
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