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スタッフの日記

柔術界のボス⑤ 湖太郎ブログ

前回のつづき、、、

 

 

ADAPTAÇÃO

アダピタサォン

Adaptation

順応力

 

カポエイリスタには欠かせない能力。

例えばアバダ・カポエイラの茶色帯の茶はカメレオンの色を意味しています。

どんな色にでも変化しますよね。

 

 

応用力、

順応力、

状況認識力、

弱みを他の強みでカバーする知恵

ETC

 

文字にすればキリがないカポエイラの要素を「それ」という言葉に集約してレオは言ってくれて、

自分にもその「それ」の意味がとても自然に分かった。そんな共通認識の上でのみ出来た会話なのかな。

 

ファベーラではいつ何が起きるかわからないので、

上にあげた全ての能力が自然に身に付きます。

目の前で女の子がマシンガンでハチの巣にされるのを見たことがあります。

その時も流れ弾に当たらないようにとっさの判断で隠れ場所を見つけて伏せたのを覚えています。

(ファベーラに限らず、リオデジャネイロに住んでいたらその能力は身に付きますけど、ファベーラは別レベルでした。)

 

そして、その能力はカポエイラにおいては宝物です。

これは欲しくても手に入るものではなく、そういう環境に身を置くことで仕方なく身につくものなわけで。

 

 

決して貧しくはない環境で育ったであろうレオ。

でもきっと彼は家のすぐ近くのファベーラにも友達がたくさんいて

いつもヘスペイト(リスペクト)をもってファベーラと関わってきたんでしょう。

 

俺の知り合いの南エリア出身のお金持ちの人たちのうち、多くはレオと正反対です。

 

 

リオ出身の人と日本で会えるだけでも自分はうれしいのに、

リオの明るい面も暗い面もその目で見てきた人とこの東京で意見交換できたことは、

自分にとっては本当に幸せな時間でした。

 

あんなにウンザリしていたリオが恋しくて仕方ない今日この頃に、

東京の地で彼らを通してリオの風を感じました。

楽しいことよりも、つらいことばっかりだった気がするけど、

やっぱりリオは自分の体の一部になったんだなぁと改めて感じました。

 

柔術家のレオもフィンフォウも俺のことを1カポエイリスタとしてヘスペイトをもって扱ってくれました。

ブラジル人でさえカポエイラのことをよく知らず、見下したような態度をとることがありますが、

彼らはカポエイラが何であるかちゃんと知っている人達でした。だからこそのヘスペイトでした。

しかもレオと弟のヒカルヂーニョが昔やっていたのはアバダのカポエイラなんですね。

 

こういう形で柔術に関わることは、自分自身のカポエイラにとって決して無駄ではないと信じています

いろいろなものは繋がっているから。

 

 

ジンガがネガチーヴァにつながっているように、

ネガチーヴァはデスィダバズィカとつながっていて、

デスィダバズィカはアウーにつながっている。

 

 

レオありがとう。フィンフォウありがとう。

 

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