2018年5月
指導方針
NHKでやっている奇跡のレッスン
昨日はハンドボールの後半を見ました。
コミュニケーションをとり自分で考えるということを考えさせられました。
私を含めた日本人の指導者にはなかなか難しい指導方法かもしれません。
日本人の指導者には自分の思い描く型があるんだと思います。
その型に生徒がはまらないと怒ったり、合わないものを押し付けたり、また見捨てたりしてしまうのだと思います。
結局、指導者と合う者は強くなり、合わないものはやめていくようになってしまうのです。
しかし、会わない人間でも才能がないわけではありません。
例えば野球でイチローや野茂は従来にないフォームの選手でした。そのフォームを直してしまったら超一流の選手になっていたかわかりません。
二人とも同じ監督でしたが、仰木監督が直さなかったからこそ超一流の選手が生まれたのではないでしょうか。
またブラジルでは先生と同じようなスタイルになることはあまりありません。
指導者も個性を大事にしますし生徒ものびのびやっています。
指導方法もダメという言葉は言いません。こういう方法もあるよ、こういう方法の方がいいよといった教え方です。
私はダメ!!が多い!!
とにかく反省です。
特にキッズの会員にはこういう指導をするべきですね。考えさせる。コミュニケーションをとる。それはこの国にレオジーニョの柔術を広めるためには必要不可欠だと思います。
なかなか難しいですが私も成長しなくては!!
考えて動く
この間、寝ようとしてボーっとテレビを見ていたとこ、あまりに面白いので目がさえてしまった番組がありました。
NHKの奇跡のレッスンという番組です。
中学校のハンドボール部にデンマークのコーチが一週間滞在して指導するというものでした。
私が注目したことは日本人の教え方とデンマークのコーチの教え方の違いでした。
日本人のコーチが指示を出して動かさせるのに対し、デンマークのコーチは自分で考えて動くように指導していました。
授業を見たデンマークのコーチは日本の教育にも疑問を持っていました。
考えさせる教育ではないこと
これが最大の違いかもしれませんね。
私も含めて日本人のコーチは自分のスタイルを押し付けることが多い。こうでなきゃいけないという固定観念が強いのだと思います。
私が修行したブラジルでは先生のスタイルと全く違う生徒がたくさんいました。それどころか先生と同じような動きをする人はいなかったような気がします。
自分で考えて作っていくからそうなるのでしょう。
これは反省しなくてはいけないことです。
しかしコーチだけが悪いわけではないような気もします。
この部でもそうでしたが生徒たちの意思表示がないこと指示がないと動けないことも大きな問題です。
自分で考えられないのです。
動かないから指示を出すしかない。指示通り動かないから怒る。怒られるから自分の考えを出さなくなる。悪循環です。
これは日本のスポーツ全体の問題だと思います。
夜中に考えさせられました。
自分の指導方法も同じだなと感じ考えさせられました!!
発想
ブラジル人は私たち日本人が思いもつかないテクニックを思いつきます。
全く知らないテクニックは試合では脅威です。
ディフェンスのしようがないからです。
そんなテクニックが次から次へと生まれてくるのですから追いつきません。
日本人や他の国の人はやっと新しい技を覚えたと思ったらまた新しい技が出てくるのです。
やってられません。
しかし、発想というのはブラジル人だけしかできないことではありません。
日本人や他の国の人でも十分技を作ることはできます。
発想これが大切です。
将棋の藤井5段、卓球の張本選手、平野選手、伊藤選手、キックボクシングでは那須川選手などまだ十代なのに世界で活躍する選手が増えています。
私から見たら本当にモンスターですね。
私が中学生、高校生の頃は世界など思いもよらなかった!!
彼らは英才教育を受けてきたからこそ早い段階で世界に羽ばたけたのでしょう!!
ブラジリアン柔術も3歳くらいから始めると18歳くらいには化け物になっていますよ。
CHECKMATは世界チャンピオンを何人も出している名門です。
日本で相手がいなくなれば本部のあるアメリカで練習もできます。
checkmat から世界に羽ばたいく選手を募集しています。
勝とうとする気持ちが大切
勝ちたい、勝つ、絶対に勝つ
そういった気持ちが試合で勝つためには重要です。
その気持ちがすべての原動力になります。
今回は経験だから、趣味だから、怪我はしたくないから
などなど少しでも余計な思いが入った瞬間から練習がおろそかになり、試合ではミスをします。
試合に出る方は”絶対に勝つ”それだけを思って練習してください。
後悔先に立たず
SNSを見ていたら似たような投稿を見つけ、みんな同じこと考えるなと納得。
それは
仕事が落ち着いたら、調子がよくなったら、体力をつけてから柔術を習います。っていう人、そういう人は結局習わないって内容でした。
そしてそういう人は仕事はいつになっても落ちつかないし、調子が良くなることはないし、体力だってつかない。
そんなことも書いてありました。
確かにそうですよね。付け加えて言わせてもらえば
忙しいからこそリフレッシュするために柔術をやってほしいですし、調子をを上げるためにのも柔術をやってほしい、体力に限っては柔術でつけろよ!!って思います。
後悔は先に立ちません。
体が動かなくなってからやっておけばよかったなんて後悔しても遅いのです。
忙しいからこそ、調子が上がらないからこそ、体力がないからこそブラジリアン柔術をはじめましょう!!
人生が変わります。
CHECKMAT TOKYO 代表 佐藤
楽しく激しく
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私は休みをいただき、実家の栃木に帰っておりました。
新緑の季節、田んぼをや山を眺めているだけでかなりリフレッシュできました。
試合まで3週間、また気合いを入れて頑張っていきましょう!!
楽しく激しく練習して見ている人が楽しめる試合をしましょう!!